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4月3日 郵政民営化を監視する市民集会
盛況のうちに開催さる!


  4月3日、日本教育会館で「郵政民営化を監視する市民ネットワーク立ち上げ集会」が開かれ、167名が参集した。

  当日は立ち見も出るほどの盛況。
  佐高信氏の特別講演に会場は大いに沸いた。

 

  郵政民営化を監視する市民ネットワークは、(1)郵政民営化を監視し、公共サービスとしての郵政事業を守り発展させる、(2)現在の郵政事業の問題点を明らかにし、「もうひとつの郵政改革」を市民・利用者の立場から発信することを目的としている。

  評論家の佐高信さんが郵政民営化とは何かを講演した。

 「 郵政民営化を考える上でいちばん重要なことは、誰がそれを望んでいるかということだ。それは銀行だ。小泉はそれにせっつかれてやっているのだ。
  小泉の親分は福田赴夫元総理で、大蔵族だった。その流れ・考え方が小泉にも染み込んでいる。郵政民営化は小泉自身の考え方というよりは銀行そのもの考えなのだ。小泉が首相になった時に、富士銀行(現・みずほ銀行)の山本頭取は『(小泉は)若い頃からわれわれ全銀協の考えと同じであり、この姿勢で進んで欲しい』と言ったが、小泉と銀行の関係はそうしたものだ。
  二月の下旬に銀行、生保、損保などが郵政民営化推進の大きな広告を出したが、それは民営化が自民党の抵抗で進まないことへの反応だ。

  自民党内での民営化反対の中心人物に綿貫民輔がいるが、彼は旧田中派だ。その前には野中広務だった。利権構造からいえば、郵便局の田中派と銀行の小泉たちという対立になる。
  諸悪の根源は銀行だ。銀行はバブルでおかしくなった。いろいろなところへ金を貸付け、バブルの崩壊で不良債権となった。それを巨額の税金を投入して救済した。銀行再編が行われて、大きいことはいいことだと称して巨大なものが生まれたが、どうにもならないものがいくら一緒になっておおきくなっても良くなるわけがない。
  今回の郵政民営化は銀行が郵貯・簡保の金が欲しいからだ。

  銀行だけではない。さらにアメリカがいる。小泉は北朝鮮制裁で、安倍晋三などとはちがった対応をしているが、あれはアメリカがいまのところ北への制裁は出来ないと思っているからだ。日本のタカ派・右翼は親米右翼だ。小泉はアメリカとの友好を言う時、アメリカとだけの友好しか考えない。中国のことなどはすっかり抜け落ちてしまう。これでは二次方程式は解けない。安倍に至っては一次方程式でも 解けないというべきだろう。

  現在、アメリカの国債を一番持っているのは日本だ。他の国はその保有割合を減らそうとしているのに日本だけは増やしている。実額はどのくらいかはっきりしないが、石原慎太郎は300兆円あると書いている。とにかく巨額だ。
  やがてアメリカ国債は紙切れ同然になる。日本経済の最大のガン、不良債権だ。このアメリカが郵政民営化でもっと国債を買わせようとしていることは間違いない。

  小泉にしろ、郵政民営化担当の竹中平蔵、民営化主張の先鋒となっているオリックスの宮内義彦などみんな腐ったとんでもない連中だ。そういう連中と闘うにはフェアプレーはだめだ。もっと積極的に切り込んでいかなければならない。
  そして、効率・小さな政府などという論点に騙されず、公共サービスという点で市民との連携を強めていくことが必要だ。」

  佐高さんの講演につづいて、ブラジルのポルトアレグレで開かれた世界社会フォーラム(WSF)で民営化についてインタビューしたビデオの上映が行われた。インタビューにはきちんと日本語のアフレコが当てられ世界の人々の意見がよく分かるように編集されて好評だった。世界でも公共事業の“私営化”に抗して闘っている多くの仲間がいることが実感された。
 
  そして会場からの発言として、ふえみん婦人民主クラブ、郵便局へのトヨタ生産方式導入のモデル局越谷郵便局のある越谷市の住民、ジャーナリストの安田浩一さん、ATTACJapan、大阪城東郵便局のゆうメイト、松戸市議の吉野信次さんなどからの発言があり、郵政民営化の問題点をそれぞれの立場からアピールし、異議を申し立てた。

  最後に今後の活動として、各地での集会・講演会の開催、また議員へのロビー活動などを強化してしくことなどが確認された。

  市民ネットワークはようやく始まったばかり。これからさらに多くの社会的議論を市民に提供していきたい。

*資料
  ・4.3集会への呼びかけ
  ・当日の様子(写真集)byWeb伝送便

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